今回のテーマ
「子育てと仕事の両立」
5月28日(火)桑名市陽だまりの丘複合施設「ぽかぽか」にて、講師に石原和子講師をお招きして子育てセミナーが開催された。
参加者は11名。
冒頭で石原講師は、
「子供は皆違っているので、子育てにはマニュアルはありません。子育てには悩みはつきもので、自分の子を信じて、愛情を掛けて育てれば必ず良くなります」と話された。
今回のテーマ
「子育ての仕事の両立」
について、「共稼ぎやシングルマザーとして稼いでいかなければならない理由は家庭によって様々だと思います。
仕事のために親子が離れるのは、親も子供も寂しいものです。
そんな中でもしっかりと子供の心をよく見て、分からなくてもしっかりと説明してあげる必要があります。
普段から抱きしめてあげるなどのスキンシップができていればちゃんと子供はわかってくれます」と説明された。
また、共稼ぎの収入の使いみちは明確にしておいて、お金について夫婦で隠し事などせず、各自で持っておらずにすべてオープンにする。
何よりも家事育児の役割分担をして、常に夫婦間で話し合うようにしたほうが良いとアドバイスされた。
そして、子供が望むお母さんになっていくように話された。
まず、子供の言うことを作業の手を止めてしっかりと聞いてあげる。そして、イライラして子供に怒らず、ほめてあげるようにと話された。
「働きながらの子育てでイライラする事もあるとは思いますが、そのイライラが子供に影響を与えることを意識しておいてください」と述べた。
何よりも仲のいい夫婦であるようにと説明された。
さらに、子供の意欲が湧くような家庭環境を作ることを説明された。
食卓の大切さについて説明して、「仕事と家事の両立で忙しくて、例え出来合いのものを買ってきても何か手を加えてあげてください。そうした愛情が子供にも必ず伝わります」と話された。
また、忙しくても一緒に食事を摂ることを勧められて、「一緒に食事をすることで、子供の日々の行動や暮らしぶりがわかるようになります」と話された。
最後に、「自分の産んだ子を信じて、社会で活躍できるようになると前向きなイメージで子育てをしてください。
もし悩むことがあったら気軽に相談をしてください。みんな子育ての仲間です。助け合っていきましょう」と締めくくられた。
寄稿 広報委員長
田中 保憲